医療ハイフとは
ハイフは、「High Intensity Focused Ultrasound(高密度焦点照射式超音波治療)」の略で、肌表面に傷をつけずに組織を引き締めたり、肌質を改善したりする治療法です。
従来の美容医療では、たるみやしわを改善する方法は大がかりな施術に限られていました。以前は、たるみを取り除くために皮膚の一部を切除する「フェイスリフト」や、糸を使って皮膚を引き上げる「糸リフト」といった外科手術が主流でした。しかし、ハイフはメスや針を使わずに小顔効果や若返り効果が期待できる、リスクの少ない手軽な美容施術です。
ハイフの主な効果は「引き締め・たるみ改善」
ハイフは、超音波の熱エネルギーを使って、お顔やデコルテ部分の肌の奥深くにアプローチします。施術後すぐに効果を感じられ、年齢制限もないため、多くの人に選ばれています。フェイスラインのたるみや二重あごなど、お顔周りの悩みを改善する効果があります。
ダウンタイムのない安全な施術
ハイフは、ほとんどダウンタイムがありません。 施術後には、わずかな赤みやむくみが出ることがありますが、メイクもすぐに可能なので、帰宅後や普段の生活にはほとんど支障ありません。
熱エネルギーの照射により一時的に肌のバリア機能が低下し、乾燥しやすくなることがありますが、数日で改善されます。 注意点としては、激しい日焼けやニキビがある場合には、火傷や肌荒れのリスクが高まるため、肌状態が安定している時に施術することが大切です。
医療ハイフとエステハイフの違い
医療ハイフ | エステハイフ | |
照射出力 | 高出力 医療従事者が診察・施術を行うため高い出力パワーでの施術が可能、高い効果が期待できる | 低出力 医療資格のないエステティシャンでも施術できるよう出力が抑えられている |
施術料金 | クリニックや使用機器、施術範囲によって異なりますが、平均3万〜15万程度 | 医療ハイフよりリーズナブルな価格 |
効果持続力 ・施術頻度 | 効果は約半年〜1年程度、施術頻度は3ヶ月後から可能 | 効果は約1〜2ヶ月程度、施術頻度は1ヶ月後から可能 |
メリット | ・何かトラブルがあった際も医師・看護師が対応してくれる ・持続力や効果実感が高い | ・金額がリーズナブルで継続して通いやすい ・出力制限がある分、痛みを少なく感じる |
デメリット | ・高出力照射のため痛みを感じやすい | ・効果実感も回数を重ねないと感じにくい |
医療ハイフの効果
● 額のしわ
● 目尻のしわ
● 目元などの小じわ
● 小顔効果
● ハリ・ツヤ・弾力・美肌
● ほうれい線・ゴルゴ線の改善
● 二重顎の解消
●美しいフェイスライン
●手術をしたくない方
●ダウンタイムのない施術がしたい方
医療ハイフの治療について
ハイフとは、リフトアップや小じわ、ほうれい線などにアプローチし、小顔効果に働きかけを行う施術です。ハイフによって超音波の熱エネルギーを、皮膚の内部に集中させることで、気になる部分の改善が期待できます。
具体的には、超音波の熱エネルギーによって、大きく以下2つの効果が期待できます。
①治療直後から感じる効果
ハイフによる熱の影響で、肌の内部でタンパク質変性が生じます。そのため治療直後には、小顔効果やきゅっと肌や顔が引き締まったようなタイトニング効果を感じることができることが多いです(効果の感じ方には、個人差があります)。
②数週間かけてゆっくり進む効果
12週間ほどかけて、ゆっくりとお肌のハリ感やリフトアップ効果を期待できます。この理由としては、肌の深層部まで熱を届けることで、たるんだ筋膜の再活性化や、創傷治療作用の過程で、コラーゲンの生成が促進されるためです。
ウルトラセルQプラスは痛くない
ULTRAcel Q+はタンパク質の変性が始まる60℃~65℃での安定した照射を可能にする独自の技術を持っています。このため、ULTRAcel Q+は痛みを効果的に軽減し、患者さまのご負担を減らします。
「ハイフは痛い」と思っていらっしゃる方にもぜひ受けていただきたい治療です。
水光注射の症例写真
医療ハイフのよくある質問
Q. 痛いですか?
A. ウルトラセルQ+は数あるハイフのなかでも痛みの少ない機種です。
痛みの程度には個人差がありますが、軽い熱感や筋肉痛のような軽度の痛みが多いです。
痛みがお辛い場合には出力を調整させて頂きますのでご安心下さい。
Q. すぐメイクはできますか?
A. ダウンタイムはほぼありませんので、施術直後からメイクが可能です。
Q. 効果はどれくらい維持しますか?
A. 半年程度です。3ヶ月〜半年に1回を目安に定期的な施術をお勧めします。
Q. 副作用はありますか?
A. 術後数日間はお肌が敏感な状態になります。赤みやほてりを感じる場合があります。
その間は刺激を避け、保湿とUVケアをしっかりと行って下さい。
また稀ですが火傷や神経麻痺のリスクがあります。
当院ではそのようなリスクを避けるため、安全性に配慮した出力と照射範囲で施術を行っております。
Q. 治療を受けることができないケースはありますか?
A. 治療部位に金属糸や金属プレートが入っている方、妊娠中の方はご遠慮いただいております。
その他皮膚の状態などにより施術をお断りさせていただくことがございます。
医療ハイフの施術手順
STEP 1 | ご自身でメイクを落として頂きます |
STEP 2 | ハイフ治療を行います |
STEP 3 | 鎮静・保湿を行います |
○ 施術時間約40分程度
○ 施術間隔は3ヶ月〜半年毎に継続していただくことおすすめしています
医療ハイフのダウンタイム
細かな設定で程よい照射パワーを持つウルトラ セルQプラスは、ほかのHIFU(ハイフ)機器よりも痛みを実感することが少なく、ダウンタイムもほとんどありません。
一般的なHIFU(ハイフ)の機器では、麻酔クリームを塗ったり施術後に数日ダウンタイムが必要になったりしますが、ウルトラセルQプラスは、痛みを感じないのが特徴です。
そのため、少しでも痛みの少ない治療を受けたいという方に選ばれています。
医療ハイフの料金
施術名・薬剤名 | 定価 | 初回限定価格 |
医療ハイフ (全顔+あご下) | ¥85,000 | ¥59,500 |
医療ハイフ (二重顎解消) | ¥35,000 | ¥24,500 |
医療ハイフ+フォトフェイシャル | ¥99,000 | ¥69,300 |
医療ハイフの施術概要
所要時間 | 施術 約15分(顔全体)+約15分(フェイスライン)+鎮静保湿 約20分 ※別途、診察やご案内のお時間が必要となります。 |
治療間隔 | 3ヶ月〜半年毎 |
痛み | ほとんど痛みはありません |
メイク | メイク可能。ただし施術当日はなるべくメイクをなさらない方が望ましいです。 メイクをされた場合、クレンジングや洗顔時は摩擦に気を付けていただき、保湿を十分に行ってください。 |
リスク・副作用 | 術後数日間はお肌が敏感な状態になります。赤みやほてりを感じる場合があります。 |
禁忌事項 | 妊娠中・治療部位に金属糸や金属プレートが入っている方 |